皆さんこんにちは、リサイクル・ネットワーク営業部の甕です。いつもリサイクラーブログを閲覧頂きまして有難うございます。

本日は私の対応事例のご報告です。今回のお客様は、測定機器の製造や調整をされている事業者様で、測定機器類などから回収した廃水銀の処理のご相談でした。

水銀廃棄物は2017年10月1日より取扱い規制が強化され、水銀使用電池、蛍光ランプ、水銀体温計、水銀式血圧計は「水銀使用製品産業廃棄物」として、普通産廃として処理が可能です。しかし、今回の事業者様のように水銀使用製品廃棄物から水銀を回収する施設（特定施設）において生じた廃水銀は「特別管理産廃の廃水銀等」となり、特別な許可が必要となります。そこで、当社のネットワーク企業様をご紹介して、処理のご提案をさせて頂くことといたしました。

廃棄物による健康被害や環境破壊を繰り返さないために、廃棄物処理法の改訂が続いていますが、排出事業者様がご存じでない場面が、実は多々あります。当社のミッションであります「お客様を遵法面から守る」を強く意識して、これからもお客様の困ったを解決していきます。