まずは、新型コロナウイルスでお亡くなりになられた方にお悔やみ申しあげるとともに、感染拡大防止に向けて最前線で日夜奮闘されている医療関係の皆様や自治体の皆様に心からの敬意を表します。
我々リサイクル・ネットワークも、社会のインフラを支える企業として、廃棄物の衛生的な処理を継続し、地域社会の安定維持と公衆衛生の向上に努めてまいります。
さて、今年も当社『お客様アンケート』にご回答頂きました皆様方には、心より御礼申し上げます。今年は、匿名のお客様も含めて、
総発送数の13.6%のお客様からご回答を頂きました。
【総評】
過去5年間の総評(%)の推移を見てみますと、
①他の人に推薦できる:46.2 → 32.3 → 27.8 → 37.0 → 38.9
②感謝している:11.5 → 29.0 → 33.3 → 25.9 → 47.2
③満足している:34.6 → 32.3 → 30.6 → 33.3 → 13.9
④不満足:0.0 → 3.2 → 2.8 → 3.7 → 0.0
⑤無回答:7.7 → 3.2 → 5.6 → 0.0 → 0.0
という結果になり、「感謝している」と感じて頂いたお客様が大きく増えました。我々はプロとしてお金を頂いてサービスを提供しておりますので、お客様に「満足」して頂くことは当然であり、さらには「他の人に推薦できる」レベルのサービスを提供できるように、自社をもっと
「お客様の方を向いて働ける職場」にして、全社員が主体的に質の良いサービスを提供できる会社にしてまいります。
【営業に対して】
全体的に良い評価を頂けたと捉えていますが、「コスト面での貢献」に関しては今年も14%のお客様からは「どちらとも言えない」とのご回答を受けました。産業廃棄物処理業界では、2018年1月から始まった中国における輸入規制により、日本国内で行き場を失った廃プラ類があふれ、断続的にその処分料の値上げが今も続いている状況です。この状況下、お客様に業界の実情をしっかりと説明し、ご納得を頂いた状態でお取引が出来る様、営業担当者の教育に努めてまいります。
また、「法的説明」に関しましても同じく14%のお客様から「どちらとも言えない」とのご回答でした。我々はミッションで「お客様を遵法面から守る」ことを掲げておりますので、今回の結果は大いに反省するところであります。お客様が、どの部分を不明瞭と感じておられるのかしっかりリサーチして、今後の営業活動に活かしてまいります。
【回収業務に対して】
一定の評価を頂いてはいるものの、「配車時間の正確さ」におきましては、やはり14%のお客様からは「?」の評価を頂いてしまいました。働き方改革法案への対応もあり、この一年間で業務部員を33%増員しサービスの向上に当たっておりますが、アンケートの声を聴くかぎりでは、理想のサービスはまだまだの様です。増員補強の方は、計画通り進んでおりますので、社内の時間管理体制を今一度検証し、質の向上にあたってまいります。
お客様のご意見は、自社成長の糧と考えております。定例アンケート時以外でも、お気づきの点がございましたら、弊社営業担当者または、ホームページお問合せメールにてご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
2020年4月24日
株式会社リサイクル・ネットワーク
代表取締役 大久保 茂忠